『バットマンVSスーパーマン~ジャスティスの誕生~』

違うヒーロー同士が互いに戦い合うという、コラボものの作品は斬新な感じがするものです。例えば、ストリートファイターシリーズに出てくる、リュウとキングオブファイターズのメインキャラの草薙京とが対戦する『カプコン VS SNK』は、違うゲーム会社のキャラ同士の対戦が可能になったりと、ファンが最も求めていたものと出会えたりと新鮮な感じになった事でしょう。

筆者が見た、「違うヒーロー同士のコラボ」の作品のタイトルですが、それは、『バットマンVSスーパーマン』です。これは、バットマンことブルース・ウェイン(B・アフレック、『ボーン』シリーズのM・デイモンと脚本賞を共同受賞しています)とスーパーマンことクラーク・ケント(H・カヴィル)が戦うというものです。

ケントはクリプトン星人のため、まるで『ドラゴンボール』に出てくる宇宙人の如く超強力な力を誇っており、そのため常人では勝てないキャラとなっています。普段はマスコミの記者として働いていますが、スーパーマンとなると無敵なヒーローとなります。一方のブルースは社長業をしている傍ら、人目につかないダークヒーローのバットマンをこなしています。

今作では、狡賢いレックス(J・アイゼンバーグ、2010年に全米映画批評家協会賞の主演男優部門を受賞)が黒幕とされており、ケントはレックスに唆され且つ利用されてバットマンと戦う事になるものの、ブルースはクリプトン星人たるケントの弱点とされる、「クリプトン星人の力を弱める物」を活用し、最終的には人間であるバットマンが勝利を手中に収める事になります。

ただ、この映画では、追い詰められたレックスはクリプトン星人を復活させ、最終的にはバットマンとワンダーウーマン(イスラエル人のG・ガドットが演じています)の手によって勝利を手にし、レックスは投獄される事になります。また、ワンダーウーマンが出ている最中、東洋的というか中東的なBGMが流れていたのがかなり印象的でした。

最後のシーンでは、大統領の葬儀の際に使用される弔砲が行われ、ブルースは「悪と戦う」事を決意し、ワンダーウーマンと改めて手を組む事になります。違うヒーロー同士のコラボ作品としては、かなりインパクトがあった作品といえそうです。